サービス開始日: 2016-09-30 (3486日目)
セーラー服冬服のミライが、スリップまたはキャミソール着用でした、と。
前作でもそうだったが、自分と細田守監督の距離が随分と開いてしまったなあ、と感じる。監督が映画で描こうとしていることやモチーフにあまり興味を惹かれず、心をつかまれるような映像表現もあまりなかった。要するに、映画自体の良し悪し以前に、自分はもうターゲットから外れている、ということだ。
とはいえ、自分がこれまでに見たアニメの中では、本作は「かぐや姫の物語」と並んで、最も乳幼児が乳幼児らしく描かれている作品だと感じた。そのあたりの観察眼やアニメに落とし込む技術はやはり卓越したものがある。
幼児であるくんちゃんが、まだ上手く体をコントロールできない頃特有の体の使い方をしているのに感心した。言動も、精神がまんま大人だったり、大人の想像の中にしか存在しない観念的な幼児だったり、ということがない。感情優先で理不尽でめんどくさいところも含めて、実に幼児らしい。
ただ、残念なことに、くんちゃんの声の演技が自分には全く幼児には聞こえず、幼児らしさを大きく削いでしまっていると感じた。くんちゃん以外のキャスティングについても、作画等の声以外の演技に比べて、全般的に声の演技が追いついていないと感じることが多かった。でも、監督はこれでOK出してるんだよなー。
予想はついてたけどあんまんで笑ってしまった。あそこでハーモニー処理はずるい。鉄ゲタでテンションが上がる宗矢、気持ちはわかるぞ。
各陣営の目的と関係が提示された……けど、額面通り受け取るのは危険だろうなあ。因幡美羽のエピソードは、熊代晴海からはまた違った見え方がありそうで、楽しみ。
白タイツが……こんなにも白タイツがいっぱい……。今回だけで一年分の白タイツを補給した気分。次回以降も是非レッスンシーン多めでお願いしたい。なにとぞ、なにとぞ。
これを見て、ウテナを思い出すなという方が無理じゃよね。模倣に終わることなく、この作品にしかない何かを獲得できるのか、白タイツを堪能しつつ見届けたい。
眼鏡のレンズ越しの部分だけ店長の輪郭がズレているのに感心。……なんだけど、右のレンズは内側に、左のレンズは外側にズレているのは、ミスなのかそういう設定なのか気になる。
今回はちな氏の一人原画で演出も担当しており、アニメーターの個性が感じられる回だった。本作はたまにこういう回があるのが楽しい。
はあああ……エンディングがエロいよう……。
原作イラスト担当の鶴崎貴大氏のファンといたしましては、氏のイラストがたっぷり拝めるエンディングだけで満足でございますよもう。
アニメ本編は、原作イラストの絵柄の再現をもうちょっと頑張って欲しいかなーとは思うけど、エフェクト作画はイイ感じだし、ストーリーはサクサク進んで見やすいし、アクションの見せ場はちゃんとあったしで、なかなかに楽しめた。
私からも本作に一心不乱の拍手を。
アクションを、ただガンアクションだけを突き詰めた、シンプルで、だからこそ力強い作品だった。登場する人物や銃の特徴が明確でバリエーションに富み、それらの組み合わせの妙があり、それぞれの持ち味が生きる見せ場があり……と、アクション物としての基礎体力がとても高い。(翻って最近のロボット物の基礎体力の低さよ……)
また、そのアクションも、ゲームだからこそ可能なアクションになっている点に感心した。例えば今回のAパートのレンとピトフーイの決着とか、もし血が流れるリアルで同じような戦い方をしたら、もっと陰惨で見るのがツライものになっていたと思う。
そして、アクションが連綿と続く中で、それぞれの登場人物が選択する行動を通して、その人物の人となりや生き様といったものが強く立ち上がってくる。優れたアクション物はそういうものだし、この作品もそうだった。
とても楽しい3ヶ月間だった。
WEB先行上映で視聴。面白かったあああ!
まだあまり認知度が高くないようなので、一人でも多くの方に知っていただき、できれば見ていただきたい。
ファンである水上悟志氏の描き下ろし原作ということで、どうしても期待が高くなってしまいがちで不安もあったのだが、十分期待に応えてくれる第1話だった。このちょっとズレた会話、日常と同居する非日常、確かに水上作品だ……。短い尺でも的確に感情を揺さぶるエピソードを繰り出してくるあたりも。
作画も、水上作品らしさをしっかりと感じさせつつ高いレベルでまとまっており、見応えがあった。
ファンとしては、氏の「惑星のさみだれ」のさみだれがこっそり登場していたのも嬉しいお遊び。
登場人物や基本設定や世界観といった視聴者に提示すべき情報のコントロールも的確で、アクションの見せ場もあり、主人公の意外な立ち位置や謎の提示でつづきへの興味をかきたてつつ締める、非常にうまい第1話だったと思う。ああ、次回が楽しみと心から思えるアニメがある幸せ……。
せっかくテッサの脱衣シーンがあったというのに、これまでで最もしょんぼりな作画で心底がっかりですよもう!
残る2話は7月18日から順次各局で放映とのことで、楽しみに待ちたい。