原作はたぶん6巻まで既読(途中で脱落)。
高品質な映像と人物や関係性に対する丁寧さは比較的良いとは思う。一方でその他のすべての要素がただ「ラブ」を盛り上げるための舞台装置でしかないという点で大きな不満をもってしまった。あけすけすぎる。百合をやりたいがために戦争への是非や孤児を搾取し残虐行為を行わせている体制についてすら、緩やかな肯定と承認をしてしまっているという点でもうちょっとうまくやれただろがある。シーナがミミのために自分のできることをするというのはある意味ではいいことなんだろうけど、それが結果として体制の都合の良い駒として覚醒するというので本当に良いのか。長々と書いたが結局のところシチュエーションありきのシナリオという印象が最後まで拭えなかった。逆にいえばそのシチュエーションを盛り上げるための演出や音楽、絵コンテはすごくよかったと思う。シーナが体制に取り込まれてしまって本当に悲しい。それはそうと(これは原作を読んでいた時も思っていたのだが)肝心の関係性についてももうちょっとシナリオ力があってほしかったもある 土台となるシナリオ力が全部をダメにしているとも言う