今回は雫回ということで、瑞佳や桜翔以外のキャラクターに焦点を当てて深掘りする構成は個人的に大好物だ。
雫は皇サーカスにいた頃もキャッチャーとして高難度の技に挑戦し、高く回転した演者の衝撃に耐えきれず肩を故障したのだろう。
皇の七海に「負け犬」と煽られ、金剛寺睦美が公演を視察に訪れるというプレッシャーがかかる中で、「観客の笑顔を見るためなら何だってやるさ」という強い信念を持ちながらも、エゴで無理に演目を続けるのではなく、自らの引き際を見極めて瑞佳に後を託すところに雫のサーカスに対する覚悟や誠実な人間性が表れていると感じた。
ひまわりサーカスの大人たちは瑞佳の実力を素直に認めている一方で子供たちはまだ蟠りが残っているようなので、この溝が今後どのように埋まっていくのか楽しみ。