圧倒的な料理で相手を平伏させるお決まりの展開ですが、演出やセリフの強烈さでしっかり差別化できています。『トリコ』に通じるパワフルな演出で、原作の良さが存分に出ていました。
天才主人公の無双構造に見えて、同等の才能を持つヒロインと二人で物語を引っ張っていくのが魅力的です。「何が入っているんだ…」と驚く悪役の描写は、視聴者の興味を惹きつける仕掛けとしても機能しています。
劇中の料理が気になって羊の脳みその茶碗蒸しについて検索してしまった自分がいますが、こうした好奇心を刺激する構成が見事です。ジャンとヒロイン・霧子のコントのような掛け合いも良い味を出しています。