サービス開始日: 2023-06-02 (1083日目)
恐れ入った。Netflixで見出しを見かけ、「1話だけ見てやるか」と軽い気持ちで再生したら、本当に面白くて一気に見終えてしまった。見て本当によかった。
この作品を世に送り出してくれた人がいるという、その事実だけで胸がいっぱいになる。国語の教科書に載っていそうな深みがあり、非常に道徳的でハートフルな作品だ。
何と言っても素晴らしいのが、会話の演技。引き込まれるような素晴らしい演技が続く中、最後のライブへと収束していく展開には、片時も目が離せなかった。本当によくやってくれた、と言いたい。
脚本も素晴らしく、全13話という長さがちょうどいい。何より、きれいに完結させている点もポイントが高い。
観ていて感じた既視感の正体は『うさぎドロップ』だった。
会話がいかにもアニメっぽくなくて、リアルだからこそ没入感がすごい。
淡い作画が物語の空気感にめちゃくちゃマッチしているし、劇伴も無駄に主張しすぎないのが最高。
久々に、心の底からワクワクするアニメに出会えました。
アニメ『寄生獣』の第18話、最高に面白かったです。そして、そこに紐づく田村玲子の一連のエピソードには本当に圧倒されました。
本作は一見、未知の生物との戦いを描いたSFアクションですが、その本質は「結局、寄生獣とは(私たち)人間そのものだった」という着地点にあります。このオチの付け方が実に見事です。
ミギーに代表される寄生生物たちは、生存のためにどこまでも合理的です。それゆえに「非合理的で感情に動かされる人間がいかに異質か」というテーマが、これ以上ないほど鮮烈に浮き彫りになります。
原作は漫画ですが、「種の保存」という複雑なテーマをここまで分かりやすく、かつ深く表現できている作品は他にないのではないでしょうか。学校の教科書に載せてもいいレベルの名作だと思います。
特に印象的だったのが、やはり18話の田村玲子が赤ん坊を庇いながら新一に託すシーンです。あまりの凄みと感動に、思わず「わぁ……(凄い)」と、ちいかわばりに声が漏れてしまいました。
あの瞬間こそがこの作品のピークであり、言葉だけでは伝えきれない「本当に伝えたかったテーマ」が凝縮されていたように感じます。
ところどころグロテスクで気持ち悪い描写もありますが、そこがクリアできる人であれば、間違いなく人生で一度は観るべき大傑作としておすすめします!
タイトルの通り、外見も内面も文字通り「正反対」な二人の微笑ましい関係性を楽しむ作品です。
設定自体は王道ですが、正反対だからこそお互いのキャラクターがめちゃくちゃ立っています。最初はサムネイルの印象から、ピンク髪のヒロイン(鈴木)視点だけで進むのかと思っていましたが、良い意味で裏切られました。タイプの異なる別のカップルも登場し、そちらの掛け合いもしっかり描かれているのが最高です。
この作品の何よりの魅力は、個性的で魅力的なキャラクターたちにあります。一見、シンプルな王道ラブコメのようでありながら、心理描写やテンポのクオリティがとにかく高い。そりゃ2期も制作されるわけだと納得の面白さでした。