共に、孤独を生きていく。
人見知りの小説家・高代槙生は、
姉夫婦の葬式で両親を亡くした姪の田汲朝を、勢いで引き取ることになる。
思いがけずはじまった同居生活によって、それまで静かだった槙生の日常は一変。
他人と暮らすことに不慣れな性格のため、15歳の朝との生活に不安を感じていた。
一方、両親を亡くし居場所を見失った朝は、はじめて感じる孤独の中で、
母とはまるで違う“大人らしくない”槙生の生き方に触れていく。
人づきあいが苦手で孤独を好む槙生と、人懐っこく素直な性格の朝。
性格も価値観もまるで違う二人は、戸惑いながらも、ぎこちない共同生活を始めていく。
共に、孤独を生きていく二人の、手探りで始まる年の差同居譚。
素晴らしい。見たことないタイプのアニメだった。
人の心とか在り方みたいなものを繊細に描き出した文学的なようなところもある一方で、一点してちょけたとこもある。そういうとこも含めて、この作品の描こうとしている自然なありのままの自分、みたいなものを感じた。
いつかまた見返したい作品でした…
人見知りの小説家、高代槙生は両親を亡くした田汲朝を勢いで引き取ることになる。人づきあいが苦手なマキオと人懐っこく素直な性格のアサ、違う国に生まれたかの如く性格も価値観も違う二人が戸惑いながらも、ぎこちない共同生活を始めていく。
映像は癖もなく見やすく、キャラクター性はマキオとアサ、それぞれを取り巻く仲間たちの心情やトラウマ、そして人間関係などの掘り下げが見事にできていると感じた。
ストーリーはアサの精神的成長もそうだが、アサに対するマキオの対応や台詞が印象的。言葉の重みが丁寧にしっかり描写されていて心にズシンと来る。
音楽もOPとEDは非常にクオリティが高く落ち着く名曲なのでフルで聞いてない方はぜひフルでも聞いてみてほしい。
派手なシーンはあまりないが、じんわりと心に聞いてくるそんな作品だった。
今期の作品の中でも、間違いなく一番面白かったと思える作品でした。
作画はとても美しく、毎話ごとに心を揺さぶられるような展開ばかりで、最後まで引き込まれました。
言葉の重みや人間関係の描き方も丁寧で、さまざまなことを考えさせられる作品だったと思います。
本当に観てよかったと心から思える作品で、まだ観ていない方にはぜひ一度観てほしいです。
事故で突如両親をなくした姪を正義感?から引き取ることになった小説家の槙生との生活のお話。
色々と考えさせられたり、思わされたりするのが会話劇の中にあったりしたけど、果たして自分の中に積もったものはあるのかどうかw
その時、その時は色々思うところもでてくるんだけどなぁ。
それでも小説家らしい槙生の言葉選びや口調、朝の表にはなかなか出さない苦悩なんかの描き方が丁寧で好きな作品だったな。
思春期の人間関係の難しさの描写や演技が良かった
こういうじんわりしたの久しぶりだ
親を亡くした少女・朝と、その叔母・槙生が、共に暮らす。その中で価値観の違う「違う国を生きる者」同士として、家族になっていく物語。1話を見た時点でこの作品は絶対に信頼できると確信。
究極的なことを言えば親も、きょうだいも、親戚も、友達も、全員”他人”。価値観や考え方が自分と完全に合致することはない。そんな当たり前の中でも人は少しずつ感覚を擦り合わせ、寄り添いながら生きていくものなんだよなというのを自覚させられるような作品だった。別に明示的にこれがテーマだというある種押し付けがましいことをするわけではなく、あくまで朝と槙生が生活の中に溶け込んでいく過程をアニメとして描くことを通じてそのセリフや言動の変化にメッセージ性を内包させる。だから受け取るメッセージも人によって微妙に差異があるんだろうなと思うよ。
物語として見たときにどこか親を失って、親に対しても叔母に対しても感情をどう捉えて良いかもわからなかった朝がせめて自分の感情と向き合って、それを言葉にして発露できるようにまでなったのは彼女の中での世界が開き前に進んだという明確な変化で良かったね。それをストレートに伝えてくるアニメの演出や劇伴、オープニングエンディング、アフレコと全面隙がなくて素晴らしいアニメでした。
★★★★★★★★★★
rated on myani.li
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
原作既読。本作の山場は大きく二つある。ひとつは第8話(原作5巻)、朝が両親の死に気づき、感情を爆発させる場面。もうひとつは原作11巻に描かれる、槙尾の朝に対する描写。1期で完結させる構成となった以上、これらの要素をどのようにまとめるのかが個人的に最も気になっていた点だった。結論としては、やや中途半端に収束させてしまった印象が強く、惜しさが残る。もっとも、アニメとしては朝に焦点を当て、その成長や感情に軸足を置いて締めくくった点は一定の完成度があり、方向性としては理解できる。ただし、本作の物語としての深みや美しさを考えると、原作11巻における槙尾の葛藤は不可欠な要素であり、そこが省かれてしまったことはやはり残念に感じた。
朝役の森風子さんてお初なんですがアフレコすごく良かった。掛け合っている沢城さんの引き出し方が上手いのかもしれないですが。