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とても良い

最後まで男気溢れるディアス。

メアの神の使い?からもらった葉っぱが、それほど大切なものだったとは。

彼に釘を刺していた「その葉で儲けるな」という言葉も、単に「実際に売って金儲けするな」という意味ではなく、「正しく使い、その対価として礼を受け取るな」という意味だったのかな。

そして、ディアスならきっとその意味で受け取ってくれるとわかっていたんだろうな……と感じた。


「ネッツロース=不必要」という意味の名前を付けられた、何もない土地。
そこへ一文無しで送られたところから始まったからこそ、ディアスが手にした家族や大切な領民たち、そしてエルダンをはじめとする人々との深い繋がりが、とても大きなものに感じられる。

もちろん、元より深い絆で結ばれていた王様も含めて。

ディアスは最後まで、それらを何より大事にしていたね。


そして王様は、ディアスが「お金を渡しても絶対に受け取らず、国に返そうとする」性格なのを誰よりも理解していた。

爵位を与え、功績に対して徹底的に褒美を出す。
それでもディアスは受け取ろうとせず、自分のスタンスを変える気もない。

その結果、国庫への貸し付けが積み上がり、それに応じてディアスの発言権がどんどん大きくなっていく。

王様は自身の退位後に起こり得る王子たちの内紛を見据えて、自陣営の王子たちですら手出しできないほどの絶対的な発言力を持つ存在として、ディアスを立てようとしていたわけか。

今回はここまで。

今後、王様がそのまま退位するのか、それとも何かに巻き込まれていくのかも楽しみだけれど――

まあ、ディアスなら最後は男気で全部うまく、綺麗に片付けていくことだろう。



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