サービス開始日: 2021-03-01 (1863日目)
『ゆるキャン△』のあfろ先生の新作
今作はシネフォト部という、写真部と映画研究部を併せて作った部活に所属する主人公たちを中心に話が展開されていたけど、良くも悪くもやりたい放題というか、あfろ先生の興味の向くままに話が進んでいたような印象だったかな
山梨を中心に各地を観光したり、ワイン鋳造やハムやカレーやかき氷などといった食べ物、他にもバイクやホラーや漫画家あるあるなど、シネフォト部という部活の枠に収まらずずっと制作側の思うがまま、やりたいことをやり続けていたように感じた
『ゆるキャン△』の登場人物がファンサとして登場したのもその一環のような気がするね
そんな感じの作品だったから、良く言えば自由、悪く言えば何がやりたいのかあまり分からない、そんな風な印象を受けたけど、個人的には色々なものに興味を持つ作中人物と共に、こちらも1クール飽きずに観ることができたかな
アクションカムの360°回転やスケボーダウンヒルなど演出面でも面白いところはあったし、趣味というものの醍醐味というか、色々なものに興味を持つ楽しさは伝わったかな
『のんのんびより』のあっと先生と、当時のスタッフが結集して作るオリジナルアニメということで、自分の中ではかなり期待値が高い作品ではあったけど、結果としてはその期待値以上に良くて個人的には今期で一番好きな作品になった
この作品のいいところはいくつかあるけど、まずは何といってもキャラクターが魅力的というのが大きいと思う
メイン級のキャラは5人で、5人が5人ともキャラが立っていて、かつ全員可愛いのが良かったよね
個人的にはとりわけつつじちゃんとななちゃんが好きだった
あと世界観・空気感みたいなものがとても良くて、食文化研究部を中心に温かいコミュニティーが作られていて、その中で大切な思い出を作っていこうという思いを5人が5人とも持っていて、実際にいろんな体験を通して少しずつ相手のことを知っていく過程には心が洗われたね
主人公のまこっちは、コミュ障というほどではないけど、序盤「小学校のときと比べてだんだん友達との交流が減っていったな…」と思っていて実際大学でも一人で過ごしていたけど、おしんこと再会し、食文化研究部に入り…とちょっとずつ人と関わることの楽しさを思い出していくのもまた、自分にとって刺さる過程だったかな
1クールで終わってしまうのは寂しいけど、間違いなくこの三ヶ月を彩ってくれた作品なので、何よりもまず感謝をしたいと思います
ありがとう食文化研究部!
大学生兼漫画家の主人公がひょんなことから「雑に行き先を決めて旅行しよう!」と思い立って色々なところに旅行をしに行くことになるというストーリー
毎話違うところに行くこともあって、その土地における歴史であるとか伝統文化、有名な食べ物など、色々な見どころを紹介してくれる作品だったと思う
物語の縦軸としては、「漫画の着想を得るために(もしくは気分転換に)旅に行く!」というだけのものなので、正直ストーリー的に大きなイベントがあったりするわけではないんだけど、個人的には旅番組(観光番組)を観るような感覚で主人公たちの旅行を楽しめたのかなあと思う
また、「旅はざつでいい」って考え方自体は俺も好きなものだし、旅行というものにも興味があったこともあって考え方や楽しみ方という面でもひとつ参考になる面もあったのかな、と思う
前橋市を舞台に魔女見習いの少女たちが人々の願いを叶えて一人前の魔女を目指す、という物語
観る前は、ポップなキャラデザや魔女を目指すなどといった要素から、「ゆるふわな癒し系のアイドルもの的なアニメなのかな?」と思っていたけど、内実はルッキズムやヤングケアラー、推し活の功罪など、現実の現代社会において人々が直面する様々な諸問題にスポットをあてた社会派なアニメだった
この作品における社会の諸問題に関する手つきが、「社会問題を提起して、それを解決する」という形を採るのではなく、「解決はしないかもしれないけど、それに寄り添う」というような形で、それがとても繊細かつ柔らかに感じられてよかったように思う
現実社会の問題を考える上での一助になる作品でもあったと思う
個人的には、中でもちょこちゃんのエピソードが特に心に沁みたかな
メインのシナリオの構成としても、意外な展開や続きが気になる構成もあり、また最終話に至った上での結論も非常にこの作品らしく、満足度の高いものだったと思う
面白かったです