能を体系化させた世阿弥(鬼夜叉)の幼少期から青年にかけての、波乱万丈な人生を描いた物語。
能に詳しくないので各演目の詳細は分かりませんが、アニメという映像にするにあたって演目を丁寧に作り上げていると感じました(素人目で見ると分からない様な演出が多々あって、置いてけぼり感がありましたが、それでも僕にとって未知の芸能を体験している気持ちになったので良かったです)。
ただ能に詳しくなくとも、実写では出来ないアニメ特有の美麗な作画や表現で犬夜叉の気持ちや凄みを感じることが出来たと思います。
また鬼夜叉が生きた激動の時代のため、芸能だけを見つめる幼い鬼夜叉には厳しい展開(友達の処刑)などがありましたが、その友達の死を身近に感じた故に舞を残すための個を捨てた型としての「能」を体系化できたというのは非常に面白かったです。
それと純粋に様々な舞を、様々な映像表現を用いて観れたので、純粋に目が楽しかったです。