戦が起きた経緯や目的も大義名分も今の時代じゃ有って無いようなもんだろうし、そんな事は戦線の兵が知る必要の無い事って解釈でいるけど、其れ故か戦場に身を投じ何時自分も召集されるか分からない状況で、普通に居たいけど今の普通の儘では居たくないという生徒達の小さい世界を終始焦点を当て続けてたのかな、と自分は感じてる。
色んな意味で対極的なシーナとミミが様々な事を知って触れる中で普通の儘で居たいし誰かの為に普通で居させたいという想いが強くなる一方で、今の普通の儘な自分から変わりたいという想いも徐々に募らせて、そんな己が我を押し通す程に譲れぬ想いというのは儘ならないものだなと思うとこかな。普通で居させたいという想いは生徒を育て送り出す立場のオミとフランも同様だが、でもセイランの一件が裏目に出た事は計り知れぬ程に痛いだろうし、結局普通で居ようとすればする程に普通から乖離していくのは皮肉でしかないような気がするな。其れでも自分の為誰かの為どっちに於いても普通で居る為に、揺れ動き乍らも様々な現実と向き合い藻掻いてく姿はちゃんとやれてはいたのかな、と思うところである。