姫こと君原姫乃は、恋に、部活に、勉強に…、ごく平凡な高校生活を送る女子高生。
ただ、違うのは彼女が、ケンタウロスの形態をしていること。
竜人の希、角人の羌子、翼人の委員長、蛇人のサスサスちゃん。それぞれの形態をしたクラスメイトたちと楽しい高校生活を送っている。
姫の従妹の紫乃ちゃん、その友達のまきちゃん、委員長の4人の妹たちも登場して、
“人間だけど人間じゃない”娘たちのキュートな日常が綴られていく♪
他種族が混在する世界で織り成す女子高生達の学園コメディ
種族間で隔たれる問題、恋愛や価値観、徒競走ひとつに至るまでそれぞれで抱える問題があり一見したら自分達人間とは隔絶された世界を見ているようで悩みの根本は自分ら人間と何ら変わりない、そんな日常を萌えを主体にして見せてくれて個人的にはとても見やすく取っ付きやすい内容となっていた。
他の作品(異世界系などは特に)でよくある種族間での特性や個性をそのまま使うのではなくあくまで一要素として取り込み「自分達と違うようで実は同じこの世界での生活」という親近感を出していたのもこの作品が滲み出していて、ハーフなどの種族ブレンドがよく見て取れたのは相互理解の美学ともよく合っていたと感じた。
また友人関係だけでなく、家族や従兄弟などの身内の上下関係にもフォーカスがよく当たっていて、高校生の主人公たちの抱える悩みではなく個々人で抱える問題が少なからず大小問わず存在するという作品の根幹の風呂敷の広げ方もとても良かったと感じた。
それでも脚本などから種族間などにある僅かな溝などを感じてそれをお互いで柔らかに埋めていくそんな物語を自分好みに出来ていたためとても好きな作品だった。
ただ、後半の方は映像クオリティの方が少し息切れしてきていたように感じた。
☆☆☆
日和った出来。に観えてしまった。
原作好きなだけに、惜しい。
『可愛い』に寄せたアニメ化だったけど、『不穏』をもっと魅せてくれないと折角の味が薄れてしまっていた。