1期より2期の方が面白かったですね。かなり満足できました。
1期はベリルの圧倒的な強さや、弟子たちとの関係性を楽しむ作品という印象が強かったのですが、2期はベリル自身の内面や過去、人との関わり方まで掘り下げられていたのが良かったです。
個人的に特に好きだったのは、やはり実家に帰省してから父親と戦う一連の話です。ベリルにとって父親がどういう存在だったのか、これまで培ってきた剣術や生き方がどう繋がっているのかが見えてくるので、これまでの戦闘とはまた違った面白さがありました。
それと、ミュイの成長もかなり良かったです。2期では魔術師学院での生活を通して、少しずつ周囲との関係を築き、自分自身の力を伸ばしていく姿が描かれていました。ベリルとの関係も、単純に「師匠と弟子」というだけではなく、互いに信頼していることが伝わるようになっていて、見ていてかなり微笑ましいです。
一方で、戦闘シーンについてはもっと派手にできそうな場面でも、あえて剣術そのものの動きや駆け引きを重視したリアル寄りの演出にしている場面がありますよね。その一方で、ここぞというところでは思いっきりアニメらしい派手な演出を入れてくる。この「リアルに見せるところ」と「派手に見せるところ」の切り替えはなかなか興味深かったです。
全体として、1期で作られたキャラクターや人間関係を土台にしながら、2期ではベリル自身の過去や葛藤、ミュイをはじめとした弟子たちの成長まで描かれたことで、作品そのものに厚みが増した印象でした。