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良くない

いやぁ…本当にすごい。何もかもがめちゃくちゃで噛み合っていない、今期ぶっちぎりで空回ってる。なんでこんなに無茶苦茶なのかと思って軽く調べてみたけど、10年ぐらい前から偉人が歌でバトルするというコンセプトのインディーズ音楽のリリース企画があり、そのメディアミックスとしてのアニメ展開という背景があるらしい。だから、偉人と歌バトルを外せないんだ。歌企画から派生した意味不明爆死アニメ群の系譜にあるということなら納得。
まず偉人が取り憑いて歌でバトルするという時点で絵的にも展開的にも完全に意味不明だし、歌が禁止された世界で偉人の霊が歌生成アプリの曲に縛られて戦っているという設定のせいで、歌いながら殴り合いしてる途中で主人公と殴り合ってた敵が急に呪縛を解かれて和解し一緒に歌い始め、最終的に一体化するという謎に満ちた映像を毎回見せられる。なぜこれでOKが出たのだろうか。バトル作画や楽曲は結構気合が入っており、TRIGGERみたいな迫真のアニメーションを挟んでくる。それが滑稽な歌バトルと天と地ほど離れており、見ている方からするともはや乾いた薄笑いしか出てこない。
加えてシリーズ構成も壊滅的で、この意味不明な縛りがある中で序盤に明確なストーリーラインや目的を示すこともしておらず、作品が深い霧の中で常に迷子のように彷徨っている。今回でようやくおおよその話の方向性が見えたが、既に尺を半分使っている。正気ではない。今回のMiucSに干渉された味方の2度の豹変や、新キャラによる干渉も唐突すぎて完全に視聴者おいてけぼり状態。これまでワンパターンな展開を繰り返して話を前に進めなかったのに、今回だけ説明不足のまま(これはずっとそうだが)拙速に展開させる。キャラの深堀りや関係の構築も大して進んでいないまま断片的に過去のトラウマらしきものを次々と見せられても何も感じない。
何をどう見せたら視聴者が何を感じるのかが完全に後回しになっており、無茶苦茶な制約の中でなんとか完走だけさせようとしているようにしか見えない。



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