アニメーションは最高で、背景美術とエフェクトも素晴らしく、ファンタジーの実在感を強く感じさせる映像に仕上がっている。キャラクターも年相応…それは、弟子たちだけではないのだが…の未熟さに振り回される描写が多く、物語上の都合で用意された舞台装置にとどまっていない。ただ、全体的に魔法世界の設定にリアリティが不足しており、つばありとつばなしで魔法の在り方を巡って争うという物語を駆動する大きな背景の説得力が薄れているのはもったいないところ。2期があるとのことだが、1期の終わり方がかなり中途半端で、これで2期制作決定といわれてもそれはどうなのかなと感じざるを得ない。このエピソードは1期で完結して欲しかった。設定面も含め、この終わり方がストーリーの評価を落とした要因になっている。とはいえ、それを差し引いてもファンタジー世界で生きる人々の描写としては高く評価できる。