先生の水着は、さすがに攻め過ぎ。
もはやツッコミを入れなくなってしまった主人公にも慣れを感じる。
一方で、先生の温泉パートは都合主義が強く、正直少し引いてしまった。
OVAだからこそできることとして
必要と思って入れたのだと思うけれど、
今回はノれなかった部分。
好みの問題かも知れないが、ストーリーに深く関係しないキャラクターまでもエロ消費するのは苦手。
それでも、滝川の立ち振る舞いが気になって、最後まで視聴。
やはり彼の存在感は、この作品の中で大きい。
なんであの状況からツノ野郎に勝てたのかはわからないが
ラムサスとラースのムーブは良かった。
魔王のお姉ちゃんの底知れなさと
主人公の親父さんの正体を
ほんの少しだけ知ることができたが
全てを明かすことなく終わってしまった。
それもこの作品の特徴の一つだ。
父親だと思ってた彼は
勇者でも魔族でもないってことは育ての父か。
一期に出てたか2期に出てたか忘れたが
あの細目の怪しい男が父なんだろうか。
勇者と魔族の血縁なのは確かなんだよなぁ。
3期ないなら原作読むしかないが…うーん。
タツヤ、陛下。
キャラが濃くて実に良い。
そしてテオリッタは素直に褒め称えたい。
勇者に貼られたレッテルは、
彼らの本当の生き様を知らなければ、決して剥がれない。
だが、その歪みに気づき始めた者が、
騎士団の中にも確かに現れている。
この復讐劇は、
ゆっくりと、しかし確実にどこへ向かっていくのか。
最後まで、しかと見届けたい。
自己向上への“飢え”を集めたオーケストラ。
指摘が無理難題ではないからこそ、
うまくいった瞬間に投げかけられる
「今の良かったじゃねえか」
という言葉が、心からのものだと感じられるのだろう。
泣き崩れ、はじき出されるような経験をしても、
翌日には誰一人欠けずに集まってくる。
それを支えているのも、きっとこの“飢え”なのだ。
そして青野が座らされたあの椅子。
あれは評価の理不尽さを象徴するものではなく、
もしかするとコンマスへと続く、
一番近い席なのかもしれない――
そう思うと、また違った景色が見えてくる。
「楽しいだけじゃ上には行けねえんだ。」
「俺はお前たちの飢えを満たしてやりてえ。」
不器用だけど、まっすぐで、
本気で向き合う覚悟が滲む言葉だった。