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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

最高水準の映像、構成、キャラクター、テーマ、音楽。ただ、テーマと積み上げた材料をエンディングは(当然狙ってやっているのだが)すべてを受け止めることは出来ず、マスターピースには一歩届かなかった感。それでも、オリジナルアニメとして最高水準であることは間違いない。ララ、茉里だけでなく、人間サイド、人魚サイドのキャラクターはどれも陰影があって魅力的で、物語を駆動してくれた。また、物語の過程では本当の愛を探すという名目の下にこれらのキャラクターたちと多くのものを積み上げてきており、ララと茉里がハッピーエンド、それが本当の愛でした、で終わるにはあまりに多くの重みを最終話に背負わせていた。人魚姫のリメイク、異なる常識を持つわかり合えない世界の間でアイデンティティを見失った者が自分の道を見つける物語、二度の上京物語、ララと茉里の友情物語として、すべてを吹き飛ばすミラクルを期待してしまったのだが、ある種地に足のついた終わり方になった…ただ欲を言えば、人魚世界が人間に溢れたこの世界を受け入れるための一歩が、小さくても欲しかったかな。人魚の語る「本当の愛」とば別の多くの愛をこの世界で知り、この先も知っていくララは、こうした課題を抱えたままどこへ行き、どうして暮らしていくのか…それは視聴者の想像に委ねられた。ここに賛否は分かれると思う。綺麗に終わるよりは記憶に残る最後ではあり、時間が経てばこれで良かったと思うような気もするが、それはもう少し時間が経ってみないとわかりそうにない。少なくとも現在の評価としてはこうなった。



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