ジャッカル編はトヨの死がトリガーになるんだけども、ケンシロウが村を離れたことがそもそもの元凶ななのではとよく言われるところ。婆さんと子供たちだけで水場を守れるはずもなく、当然、ジャッカルでなくてもそこらの悪党共が嗅ぎつける。
ただ、ジャッカルは作品屈指の曲者で、ケンシロウとの戦闘を最初から回避する戦略をとった敵キャラは他にいない。ケンシロウが村を離れる時点で、ジャッカルは自分の存在を知られないように立ち回っていたし、自分が逃げるためには幹部級の部下もあっさり捨て駒にする。
フォックスはジャッカルの右腕らしい狡猾な拳法使いだけど、北斗神拳の前には赤子同然。小賢しい手が一切通用せず、秘孔を突かれジャッカルの行き先を吐かされ、後はボコられてあえなく死亡。
ジャッカルはケンシロウに追われていることを知り、対立軸を作ったこと自体が失策だったと自覚するが、ケンシロウを倒すための切り札を求めてビレニィプリズンに向かう。激しい怒りを買った以上、逃げ切るのが難しいことに気づき、自分ではケンシロウに敵わないのでより強い奴をぶつけようという算段。
まあ、この時点でケンシロウを倒し得る強さを持つのはサウザーとラオウぐらいしかいないので、ジャッカル程度の人脈では詰んでいるのだけども。