文化祭回。矢野くんが吉田さん達だけじゃなく、準備の過程で他のクラスメートとも徐々に打ち解けていく様子に心が温まったし、それを喜ぶ一方で少し嫉妬もしている吉田さんが可愛かった。文化祭当日も、矢野くんと吉田さんのツーショット撮影やキャンプファイヤーで小指だけ手を繋ぐといった青春感溢れる描写が多くて最高だった。羽柴に可愛いと言われて照れたり、羽柴が告白されたことに暗い表情を見せるなど、泉さんの羽柴に対する感情が少し描写されたのも良かった。今回度々意味深に描かれた矢野くんと岡本さんの関係は勿論だけど、羽柴&泉さんの2人の関係も気になる。
悠月と陽の関係性が良い。「七瀬悠月」という人物を演じている悠月が、陽の前では素の自分に近い姿で振る舞うことができる。アニメではおそらく2クール目で描かれるけど、悠月と陽の相棒としての関係性がとても素敵。後半の朔と悠月のお祭りデート、これはまさに青春の1ページといった感じて、祭の幻想的な雰囲気の中でいつもよりも少しテンションが高い2人、2人で祭を過ごしていることの楽しさと、仮初めの彼氏彼女という関係であることへの切なさ・もどかしさが共存している様子が印象的だった。次回も楽しみ。
お茶子がトガちゃんの個性を「人に血を分けられる個性」と表現しているのが良い。他人の血を吸って変身できるという特徴とトガちゃん自身の吸血衝動の方ばかりが注目されていた中で、最後の最後、カメラにも捉えられなかった、お茶子だけが気づいた能力。トガちゃんは最後まで社会には受け入れてもらうことができなかったけど、トガちゃんの個性にそういう一面があると違う形で気づいていれば、社会に受け入れてもらうこともあったかもしれない。けど、お茶子がトガちゃんに向き合っていなかったらトガちゃんは瀕死のお茶子に血を分けることはなかった。トガちゃんの個性の知られざる一面に気づけたのは、お茶子がしっかりとトガちゃんを見て、最後まで向き合うことを諦めなかったからこそだなと思った。デクは死柄木を、お茶子はトガちゃんを、2人の命を救えなかった悔しさを忘れないだろうけど、死柄木とトガちゃんの心は確かに救われていたと思う。