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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

親を亡くした少女・朝と、その叔母・槙生が、共に暮らす。その中で価値観の違う「違う国を生きる者」同士として、家族になっていく物語。1話を見た時点でこの作品は絶対に信頼できると確信。
究極的なことを言えば親も、きょうだいも、親戚も、友達も、全員”他人”。価値観や考え方が自分と完全に合致することはない。そんな当たり前の中でも人は少しずつ感覚を擦り合わせ、寄り添いながら生きていくものなんだよなというのを自覚させられるような作品だった。別に明示的にこれがテーマだというある種押し付けがましいことをするわけではなく、あくまで朝と槙生が生活の中に溶け込んでいく過程をアニメとして描くことを通じてそのセリフや言動の変化にメッセージ性を内包させる。だから受け取るメッセージも人によって微妙に差異があるんだろうなと思うよ。
物語として見たときにどこか親を失って、親に対しても叔母に対しても感情をどう捉えて良いかもわからなかった朝がせめて自分の感情と向き合って、それを言葉にして発露できるようにまでなったのは彼女の中での世界が開き前に進んだという明確な変化で良かったね。それをストレートに伝えてくるアニメの演出や劇伴、オープニングエンディング、アフレコと全面隙がなくて素晴らしいアニメでした。



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