「サマーゴーストって知ってる?」
ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。
都市伝説として囁かれる“通称:サマーゴースト”は
若い女性の幽霊で、花火をすると姿を現すという。
自身が望む人生へ踏み出せない"友也"
居場所を見つけられない"あおい"
輝く未来が突然閉ざされた"涼"
彼等にはそれぞれ、サマーゴーストに会わなくてはならない理由があった。
生と死が交錯する夏の夜、各々の想いが向かう先はー。
物語構造、映像表現、キャラ描写の全てが高水準。
特徴的なのはlaundraw手掛ける映像。独創的な「光」の使い方や淡い色彩設計は勿論、基本に準拠したパース図、俯瞰とキャラアップの使い分けがしっかりしており、徹底した画作りへのこだわりを感じられた。また、画作りにおいては、光と陰影のコントラストや、オブジェクトを用いた「境界」の演出は特に印象に残っている。
悩める高校生3人を登場させつつも、各々が全く異なる背景を持っていた。結末にかけての対話と気付きの描写はかなり好み。同年代同士の相互影響と自己内省の両方を描くことで、友也の決断が決して軽いものではないことを感じさせてくれた。
最後に提示してくれたのが「自分で選ぶ」なのは個人的にかなり刺さった。何となくフラフラ生きて、目の前の現実から逃げている私に対して、「自分で選んだからにはやり遂げてみせろ」と訴えかけているように感じたからだ。
生と死の間でもがく若者たち。
大きな盛り上がりはないものの、40分にぎゅっと濃縮されている。
良すぎた
評価 SS 80点
個人製作感ましましのアニメ。結構雰囲気がいい感じでおすすめ
A
小瀬村晶
コミカライズ既読。思春期に迷う少年少女の痛みを伴う出会いと別れ。テーマとしてはよくあるものだが、削ぎ落とされてシンプルな劇伴とキャラクターデザイン、透明なアートスタイルで痛々しい感情を良く表現している。朝焼けの空がとても綺麗で、初期の新海誠を思わせつつもひたすらに灰汁を消したような作品。これはこれで一定の需要はありそう。
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
40分という中でも3人の内情とストーリーをテンポよく描いていてしっかりと理解できた。
ノスタルジックな作画と線香花火の描写がとてもマッチしていて、インスト曲のエンドロールも相まって大作映画にはない雰囲気と余韻を感じた良作。
個人制作映画な香りがした。ほしのこえとかに近い?
万人受けする作品ではないと思うけど、こういうの結構すき。たまに食べたくなる感じがする
オリジナルアニメーションすきなら見てみましょう
「うらめしやー(挨拶)」すきw 夏休みのお話だけど全体的には結構暗い雰囲気
映像自体も結構暗め。お話の雰囲気に合っててとても良い……
それぞれにいろいろ抱えてる子たちが最後はそれを打ち壊して進んでいく感じ
みんながみんな打ち壊して進めるわけではないけど……
時間も短いのでサクッと見られる。ダラダラやらないのぐっどb
ジョゼと虎と魚たちで知ったloundraw氏の作品と聞いて視聴。
粗さはあるけどネガティブに感じるほどでもなく、反対に夕暮れ時の色合いや線香花火の綺麗さ、魂の状態だからできる水のような表現が印象的だった。
忘れない限り生き続けるとは思えど、あの場所で花火をするってことが実は大事なことなのかもな。
できれば夏に映画館で見て、夜風にあたりながら余韻にふけりたかった。