サービス開始日: 2022-10-10 (1452日目)
ノリと勢いと熱血とお色気(エロくはない)で最後まで押し通した快作。
楽しかったが観るのになかなか体力を使う。
作画が何とも言えないのが欠点。まあ崩れても画風と作風のせいでそこまで気にならないが。
フックで惹かれてもやっぱ恋愛系は向いてないわと思い知らされた。
少女漫画にありがちなモヤモヤするタイプのヘイト役が出てくるのもイマイチ肌に合わないし……
怪獣部分やコメディ部分は結構面白かったし、南くんも割と好きだし、恋愛部分も気にはなったので飛ばし飛ばし見たが、全力で楽しめたとはとてもではないが言えない。
少年漫画と少女漫画が合体したような作品だが、どちらか片方だけ好きな人が見られるタイプではなく、
両方とも好きな人でないと受け付けない部分が多く出てくる、かなり人を選ぶ作品であると感じた。
調理方法自体はうまいので合う人にはとても合うだろうが……
間違いなく今期最高傑作のアニメ。
いちいち先が気になる展開と引き、その期待を上回る料理や描写の数々、そして最後まで一切ブレない醬の悪役スマイルに魅了された1クールだった。
料理アニメは基本的に苦手なのであまり見ないのだが(他はダンジョン飯くらい)、そんな私の好みを正面から突き破るパワーがこの作品にはあった。
とりわけ際立っていたのはキャラクターと魅力的な料理の数々だ。
キャラクターについては平成だから許されていた(許されていたのか?)治安の悪さが全体的に蔓延しているのだが、そのキャラクターたちの造形のバランス感覚がかなり高い。
主人公の醬もただ単に悪辣で性格が悪いだけでなく、しっかりとそのバックボーンや根っこにある真面目さなどが描かれており、なぜか好感が持ててしまえるようなキャラ造形になっている。
悪役であるはずの大谷に至っても、ただ単なるかませにするのではなく、舌については本当に作中最強と言ってもいい存在であり、
その自分の能力と醬への恨みつらみとの板挟みになって苦悩し振り回されている様子がなぜかかわいく思えてしまう。
このように態度の悪い連中のヘイト管理が異常にうまい作品だと感じた。
ヒロインたちに関しても、その濃い絵柄や強い性格などで普通ならあまりかわいいとは思えないはずなのだが、しっかりと可愛らしく描けているのが驚嘆に値する。
まあ一番かわいいのは小此木なわけなのだが……。
料理についてはアニメだけだと説明や演出だけで理解するしかないのだが、あちこちで解説などを読んでいるととても先見の明があるチョイスだというのがよく分かった。
深い見識に基づいた料理描写を、最高の演出で最高の作画とともに出してくれたという点でも素晴らしいとしか言いようがない。
中華料理なんて普段スーパーの麻婆豆腐くらいしか食べないけれども、普通にいろいろ食べてみたくなってくるんだよねこのアニメ見てると……。
とりあえずXO醬は買いました。
地味に音楽面の演出も素晴らしく、結構印象に残るBGMも多かった。
これまでの作品でもそうだが、この監督の作品はかなり音楽の使い方がうまく感じる。
それだけ力を入れてるのだろう。
もちろん一部作為を感じるような展開もあるにはあったが、そんなものが気にならないくらい総じて極めてレベルの高い作品だった。
とりあえず原作全巻は揃えるとして、2期も待ち遠しくて仕方がない(監督いわく早くても3年後らしいが……)
面白くなくはないんだけれども、結構中だるみ激しかったり、終盤の展開が駆け足すぎたりして高評価しづらい作品。
序盤はとても良かったし、中盤でもれもんとみるきの絡みなどはとても良かった。
だがそれ以外はお世辞にもあまり良かったとは言えない。
やたらと長かった合宿、言われてるだけで言うほどお祭り感のないまつり、ひたすらこすり倒されるひなとあまねのエピソード……。
特に終盤の展開では、ジェニファーを助けに行く際にわざわざまつりを連れていく理由が弱すぎる一方で、いざ助ける場面になるとまつり以外の存在感がなさすぎて、なんかこう……もうちょっとなんとかならなかったのかという感じが強い。
おそらく群像劇を目指していたのか、キャラの個別エピソードの際にまつり含め他の主要メンバーの影がめちゃくちゃ薄くなるのが本作ではしばしば見られるが、
おかげで主要キャラ同士におけるタッグパートナー以外でのつながりがほとんど見えなかった。
まつりを中心に各キャラをつなげたかったのだろうが、肝心のまつりの存在感が薄く、絡みもみゃむやあうるとのものが印象に残るばかりで、
他メンバーとの関わりが知り合い以上親友未満くらいに収まっていた。
特にひなとあまねが単なる憧れの先輩以上のなにものでもなく、しかもこの二人が延々と自分たちだけの世界に入り浸ってるため、全く愛着が湧かない。
そのくせこの2人のエピソードにはやたらと尺が割かれているため、余計にまつりの希薄化に繋がっている。
終盤におけるまつりのジェニファーへのこだわりも、これまで単なる憧れの人としてしか描かれてこなかったため、そこまでするほどか?という感覚が否めない。
ひなとジェニファーとの関係性を半分くらいまつりに思ってくるべきだったと感じる。
歌やライブ関連は、個人的にあまり趣味ではなかった。特にライブ時にやたらとフェイスペイントをしたがるのには閉口した。
小さい女の子はああいうのが好き……というわけでもないと思うのだが。
楽曲も洋楽っぽくしておけば大人っぽいだろう?といった雰囲気の楽曲が多く、うーんという感じ。EDのMagical Futureくらい振り切ればクールなのだが。
Sweetness×Darknessは好き。
コロナの時期だったり、1年間で終わってしまったりといったことで、現場はいろいろ大変だったのだとは思うが、
合宿やまつりのキャラ立ち、先輩たちとの絆の薄さについてはそれ以前の問題だと思うので、擁護しがたい部分がある。
とはいえ、最終話で出てきたマナマナたちの人間形態や、フェスリダのやたらと早い態度の軟化、リューメまわりの雑さ具合から見るに、
2年目以降で魔法界についての様子を深掘りする予定だったと思われるので、それが見られないまま番組が終わってしまったのは少々惜しく感じる。
お世辞にも調理が良かったとは言えないが、もし普通に放送されていたら2年目以降どんな展開をたどったのか気になるくらいのポテンシャルはある作品だった。
5話までで脱落。
ストーリーがなあ…安っぽいというか。特に5話は三文芝居の4文字が頭をよぎる。
浅い描写の悪役が出てきて、こっち陣営に打ち負かされたり懲らしめられたり。
こっちのサーカス団も、当番回終わればよくある萌え記号の集合体に早変わり。
瑞佳が面白いのとキャラ作画がいいので辛うじて保ってましたが、流石に限界。
冴えカノのイラストレーターだけじゃなくてライターも連れてくるべきでしたね。
なんというか、すごかった。
無印の方については1年目2年目があまりピンとこなくて3年目が結構いいなってなったクチなのだが、実質4年目とも言えるこのアイドルタイムプリパラに関してはプリティシリーズの中でも最高傑作寄りじゃないかと思うくらいには好きになってしまった。
特に主人公のゆいは自分でも思ってもみなかったほど好きになってしまった(プリチャンの激川ゆいはピンと来なかったのに)。
初っ端のプリパラ禁止の流れには「まさか1年目にやったことをまた繰り返すのか?」などと疑念が湧いたりもしたものだが、そんな予想を外しながらうまく展開したのには驚いた。
特に良かったと感じるのが悪役の調理で、無印でウサギやユニコン、ひびきに感じていたモヤモヤがなく、早い段階で改心したり、共感できるような描写をしたりと、かなり丁寧に描いてくれていた。おかげで終盤のシリアス展開でも茶番感がなく素直に感動できたのがよい。
反面システムのヤバさが際立った印象だが、システムは基本的にプリリズの時から様子がおかしいので泥をかぶっておいてもらおう。
ライブについても、明らかに3DCGの出来やカメラワークなどが進化しており、プリチャンにかなり近づいていてクオリティーが高かったように思う。
3年目終盤から改善の兆しはあったが、技術的にはこの辺りでかなり完成に近づいたんじゃないかなと感じる。
楽曲も音作りが今風で派手になってきており、2026年現在でも十分に鑑賞に耐える出来になっている。
終盤には突如出てくるダンプリのネームドたちや男女の衣装チェンジ3DCGなど、ひょっとしたら翌年以降の仕込みだったのかなと思える物が一気に放出されたが、それもお祭り騒ぎに一役買っており最終話の多幸感につながっていると思うとかなりうまく調理したなと思える。
総じて無印の正統進化といった印象で、プリパラの良さを1年分にぎゅっと凝縮したとても濃密な作品に仕上がっている。
主人公の姿か…? これが…?
知名度の低い主人公が大会で周囲の度肝を抜くという展開そのものは王道だが、抜き方が何かおかしい
というか抜いたのは度肝じゃなくて意識というかなんというか
そしてこの流れ、もしかしてこれで失格にならないんですか…? いやまあ用意された食材使ってるから失格も何もないか…いやまずそんなもの用意するなよ…
いやそうはならんやろ(骨格)
来夢初登場時は花より男子の桜子が頭をよぎったがいい子で安心した。
相変わらずの糖分過多だが、糖分に負けない濃度のギャグのおかげで笑いながら見られてる。
しかしちょいちょい凛子さんの言動が毒親チックでやだなあ…。何か裏もあるっぽいし、黒絵の事を都合よく飼い慣らしておいて利用したい系とかだったらなんとも救われない話だが、はてさて。
長い番組なので文句が一切ないわけではないのだが、全体を通して良かった。特にシーズン3はストーリー面でも非常に完成度が高く、子供向けという侮りを寄せ付けないものがあった。
ギャグ色がかなり強く、かなりぶっ飛んだ内容も多いのだが、怒涛のテンポとドロシーによる的確なツッコミで非常に内容が濃く感じられ、見ていてとても楽しかった。
正直なところドロシーがいなければこの作品の面白さは半減していたのだろうと思えるくらいには、彼女の果たした「視聴者の代弁者」としての役割は大きいように思える。
放送が長いことによる弊害も一部あり、特に悪役についてはいささか描写が辛い部分もあった。いかんせん悪役をやっている時間が長く、ギャグ的なノリもあって結構キツいもの言いや横暴な振る舞いも多いため、見ていてストレスのかかる時間が長すぎる。
悪役のその後についてもいささか納得しがたいものもあり、シーズン3でひたすらいじられまくって良いキャラに仕上がったひびきはともかく、ウサギやユニコンのマスコット勢については、とりあえずギャグで焦げたり溶けたりさせておけばいいだろうみたいなノリを感じ、あまり溜飲が下がらなかった。
この辺りはプリチャンのルルナにも通じてしまう問題点であり、長期シリーズにおける悪役問題というのはなかなかむずかしい点がうかがえる。
一方で悪役らしい悪役のいないシーズン3は、テンポもキレもいいギャグや、こちらの予想を上回る演出や展開も相まって非常に楽しく見ていられた。
ジャニスがこれまでの悪役と同じ轍を踏まずさっさと思いを改めて仲間ムーブを始めたのは、ひびきの悪役時間が長すぎたという反省があったのだろうか? セレパラ再来かとヒヤヒヤして見ていたので、割と早い段階で和解した時はとても安心した。
終わりよければすべてよしという訳ではないし、正直シーズン1や2をもう一回見たいかと言われると少し厳しいものがあるが、シーズン3については幾度の鑑賞にも耐えられる素晴らしい出来栄えだったと感じている。
ライブについては、プリチャンから入ってしまったのもあっていささか古さも感じてしまった(特にサイリウムコーデの派手な原色)が、総じて演出でカバーできており作品としては高い完成度を誇ってたように思う。
それと同時にプリチャンのライブをは非常に洗練されていたんだなあという感想も抱いた。特にカメラワークの点でかなり違いがある。こうして技術の進歩を垣間見られるのも興味深い。
楽曲についてはあまりピンと来るものがなかったのが残念。ちょうどダンスミュージックやEDMの影響で音作りが変化する端境期の楽曲といった印象で、こちらも時代を感じてしまう。
続けてアイドルタイムプリパラも見る予定だが、果たしてこの続きはどうなっていくのだろうか?