サービス開始日: 2016-04-05 (3743日目)
当初プラトニックな恋愛モノを想定したためレプリカのインフレに拍子抜けでしたが、最後は誰しも経験がある受け入れられない自分の一部をレプリカとして切り出して幻想物語を語ってみせたのだと腑に落ちる感じに。淡い窓枠は思春期の幻想とリアルの視聴者を繋ぐベールだったのかもと。
レプリカの正体、量子力学をモデルにしたような着地に。修学旅行の一日目、素直の体が富士宮と京都を瞬時に行き来してたということになるのは、青ブタじゃないけど量子テレポーテーションみたいなイメージということ?ラストは想像の余地のある余韻を残した描写で個人的に好みでした
これが夏目漱石に出てくる高等遊民ってやつかあ…まる。ぼたんといぶき、群上先輩と張景嵐、それぞれお酒抜きの関係性が問われ始めた終盤になっての心理描写に俄然興味が湧いたのでもう少し観ていたかったですね。しっとりした作風は今の季節にぴったりだしせめて梅雨が明けるまで。一晩の酔いの夢みたいな非現実感が漂よう作品なので、ここらで切り上げて余韻を残しておくのが丁度良いのかもしれませんが。
普段あまり観ないタイプの作品だけど、オタク女子な凛子のふわふわ感と、性格正反対なイケメン、右沙田と佐槻との3人の関係性が心地良くて気付けば最後まで完走。普段は反目し合ってる右沙田と佐槻が時折お互いへみせる優しさのツンデレ具合に萌えました