最初のイメージでは、ヒューマンジーをとおして道徳的問題提起をするような作品かなと思ったが、途中の話の経過としてはアクションシーンが盛り込まれ、ちょっと動物の権利や倫理観、差別に触れたかと思うと、B級映画的なありきたりなストーリ展開と、1話で出た伏線を引っ張りに引っ張り、12話まできてようやくその伏線分が明かされて物語のイントロ部分に差し掛かったような感じがする。
良く言えば丁寧に、悪く言えば間延びした1~13話だった。それでも途中で視聴中止とならず、1クール最後まで見続けさせる力はあったように思う。舞台がアメリカで、ストーリ展開展開も欧米のドラマ風でアニメとしては目新しさあったか。いろいろと続きが気になる展開に放っているので、2期が放映されたら視聴すると思う。
11話の時点で、敵対していた保安官補が味方に転じるという王道&よくある展開で、こじんまりにまとまってしまい、事件劇に収束し、B級映画的、あと2話と考えると消化不良と予想したが、消化不要は予想通り、物語の広がりとしては、続きが気になるところまでは引き戻された引きだったと思う。原作に手を出そうとまでは思わないが、アニメの続きがあれば間違いなく見るレベル。
Fateシリーズは15年以上前にPCゲームのStay nightのプレイと10年以上前にStay night、ZEROを見ただけなので今回話しについていけるかどうかわからないと思って視聴開始。
むかしからFateシリーズってそうだったなと思い起こさせるような、裏設定が大量にあって、視聴者はその関連知識をあらかじめ知ってないとちんぷんかんぷん。
2000年代のFateはそれでも初期作品で目新しさもあって、一生懸命関連知識を漁ってハマっていったが、今ではちょっときつくなってきた。
なんやらよくわからんうちに戦闘が始まって、ケレン味たっぷりのセリフを吐いて戦闘が進むが、背景が提示されていないためにほーんとなるだけで置いてけぼり。
昔なら面白がって色々調べたかもしれんが、今やそういう気も起きない。
そして、受けを狙うように所々に挟みこまれるコミカルな演出。古臭い。オモシロイと思ってやってるんだろうか?
で原作は完結していないと・・・。
結構見るモチベーション無くなって4話で視聴を中断し、1クール終了後もさしたる話題もなさそうなので4話で視聴中止。
原作未読。
第1シーズンを経て、主人公・いのりが競技者としての「強者感」を確立していく過程を、着実に描き出したシーズンだった。
色々意見のあるスケーティングシーンだが、実際の中継では出せないような、ドローン視点のようなカメラワークや、多分割画面による他選手の滑走描写など、アニメならではの表現でよいとおもう。
ルールの解説もスケートをあまりしなら意味からすれば嬉しいし、
フィギュアスケートという競技の特性と「才能をどう導くか」という指導者側の視点が精密に編み込まれていて興味深い。
印象深かったのは、師弟が互いを精神的に救い合う関係性の深まりだ。(20話氷の湖)司コーチがいのりの言葉に救われるエピソードを経て、いのりが司に救われるだけではなく、司もいのりに救われるという関係性の深まりが心を打った(こういうのに弱い)
そして、終盤の4回転習得へ。注目を浴びる代償を理解した上で「わかっていてわざとやりました」と言い切るいのりの覚悟には、序盤からの積み重ねによる確かな成長があり、こういうのが見たくてスポ根物をみてるんだよという気持ちにさせられる。
物語は全日本ノービスへ。
最後に立ちはだかる絶対王者・光の「待ってたよ」という一言。
これ以上ない最高の引きにだが、つづきは劇場版。できればTVシリーズでやってほしかった。
原作未読(この時点で)
2期は9話しか無いの?というがっかりに、これなら9話でもしゃーないか、とおもえる最高の最終回。
4回転の練習を始めれば周囲の注目の的になるという司コーチの忠告に対し、「わかっていてわざとやりました」と言い切るいのりの不敵とも言える精神性に、1期からは考えられない成長を見て、
こういうのがみたくて、王道スポーツ物をみてるんだよという気持ちにさせられる。
物語は全日本ノービスという決戦の場へ。かつてのライバルや新たな強敵たちが集結する群像劇としての厚みが増す中、最後に立ちはだかる絶対王者・光の「待ってたよ」という一言。
これ以上ない最高の引きにだが、つづきは劇場版。できればTVシリーズでやってほしかった。
原作見よう。
原作既読。
第1シーズンの圧倒的な熱量を受け継ぎ、原作の良さをアニメーション独自の表現で描いた見事なシーズンだった。
やろうと思えば北部高原編はエピソードを圧縮して黄金郷のマハト編をやるという選択肢もあったと思うが、これだけ丁寧に描けるなら、どんどん引き牡馬してもらったほうが後の楽しみが増えるというもの。今シーズンも北部高原への旅路が、丁寧に描かれていた。
また、戦闘描写も、単なるアクションの快感を超え、フリーレンの絶対的な強さと、一級魔法使いとなったフェルンの成長を、言葉以上に描写していた。
監督が変更になったと聞いた際にはいちまつの不安もあったが、蓋を開けてみれば、原作の拡張&再構築は1期と変わらず物語の良さをより引き出していた。
(全監督の齋藤圭一郎氏も監督協力として残ってるし杞憂だった)
第3期を楽しみに待ちたい。
2ndシーズン最後のエピソード。「インフラ」と形なき「景色」を遺そうとエピソード。自分がいなくなった後の世界を生きる次世代への気持ちを。長命種フリーレンの瞳を通して映し出される手法はもはや定番だが、毎回心に残る。そして息を呑むような戦闘描写だ。圧倒的な作画を通して、戦闘だけでなくフリーレンの強さと、1級魔法使いへとなったフェルンの成長をうまく表現していると感じる。
そして、どう考えても3期がある終わり方。黄金郷のマハト編を期待したい。
原作未読。
転生という「嘘」を核にしつつも、それ以外をリアルに描くことで成立している本作。中盤、狂言回しの少女の登場に「安っぽいホラー」への変質を危惧し、展開の停滞に飽きを感じる瞬間もあったが、それらすべては最終回というカタルシスで納得させられた(というかあの正体不明の少女、もののけの類ではなく実在してたのか)。
最終話でアクアがルビーに正体を明かす場面は、3期まで積み重ねてきた重みが一気に解放される演出。ミステリーとしての側面は正直期待できないが、それ以上に設定やキャラクター同士の関係性を描いていくことで面白さを出す、変則的なラブコメとしての魅力がある。ちょっとダレてきたところへ次期への期待を引き戻す締めくくりだった。
正直、34話までで少し飽きが来ていたが、この最終回で一気に引き戻された。やはり決定的だったのはアクアがルビーに正体を明かした場面で、ずっと溜めていたものが解放される感覚と同時に、感情としても強く揺さぶられた。ここで二人の関係が一段進んだことで、物語そのもののギアが明確に上がった印象がある。また前回は不要に感じていた狂言回しの少女も、実在するキャラクターとして物語に関わり始めたことで、話がリアリティよりに戻ったのも良かった。停滞していた流れが一気に動き出し、「この先を見たい」と素直に思わせてくれる回だった。
朝の周囲で起こる一つ一つの会話ややり取りは、その場では明確な意味を持たないように見えるが、どれもどこか心に引っかかる。この作品はそれらを説明せず、感情や関係性を断定もしないため、視聴者は「なぜ刺さるのか」を言語化しきれないまま受け取ることになる。一つ一つのシーンの意味を理解しないまま進むことになるが、気づけばもう11話。
朝と槇生、その周りの人物との関係、内面への理解も、回が進むとにつれて気づかないうちにじわじわ進み、そのことの積み重ねが謎の納得感を産んでいるのだと思う。
綿密な設定を積み上げて壮大なストーリを書ける作家は天才だとおもうが、こういう日常の何気ないことを積み上げて違和感無くキャラの内面を理解させストーリを運ぶことが出来る作者も天才だと思う。
ルビーを主役として成立させるための視聴者への説明回。演技も技術の競争というより、彼女自身の内面を露出させる手段として描かれていて、キャラクター理解を進める点では意義があるが次回への接続という側面が強い構成だった。一方で気になるのは正体不明の狂言回しの少女の再登場。本作は転生という非現実を核にしつつ、それ以外は比較的リアルなドラマとして積み上げいるが、この子登場することにより、それまでのリアル感がうすれ、安っぽいホラー物になってしまう感じで、本作の魅力を減じている気がする。
もともと百合設定には興味がなかったがとりあえずに見てみるかのつもりで視聴。ストーリ運びが安易すぎるし、テンプレキャラに魅了なし。0.5話切り。
界隈で話題になっているらしく、再び3話まで視聴してみた。やはり、リア充を目指す主人公の奮闘はラノベらしい勢いがあるが、個人的な嗜好とは距離があった。私は、精神的な結びつきが極まった末に、隠喩として描かれる指先や視線の交差にこそカタルシスを感じるタイプなのでそのため、物語の積み上げや心の機微が熟す前に提示される直接的な肉体接触には、どうしても必然性を見出せず、戸惑いを覚えてしまった。自分の「好き」の形を再確認させてくれる作品だった。
3話切りをやめて継続してアニメシリーズとしての12話まで見た時点での感想(13話以降未視聴時点)
序盤はテンプレ的なキャラ造形や接触描写の先行が目立ち離脱しかけたが、視聴を続ける中でコメディの型に慣れ、時折挟まれる内面描写によって評価が揺り戻される。良い回ではキャラクターの行動に心理的な理由が与えられ、一人の人物として立ち上がるが、悪い回では特定のシーンを成立させるための状況が先行し、感情の積み上げが欠けて見える。それでも視聴を続けさせるのは、断続的に現れる心理描写であり、そこに本来の魅力があると感じさせるためだ。13話以降を未見のため現時点では評価は保留、全体としての評価はそちらへ。
香穂の過去が描かれたことで、これまで属性的に見えていた行動に理由が与えられて先を見ようという気になる。れな子の悩みがきちんと描かれれることで単なるコメディではなく、共感可能な葛藤として機能し始めた点が大きい。そして描写自体はコメディタッチに留められており、重くなりすぎず受け入れやすい形なっていると思う。
ただ次回予告を見るとまたコメディ全振りになりそうで不安。
記録していたつもりが、どうやら記録ボタンを押したつもりになっていたらしく、再記録。
感想は長文を書いたんだけど、消えてしまったので・・・。
気が向けば再追加します。
FILM LIVEがマジの最前列よりもっと間近で見れるということでライブを超えたという感想を書いていた気がします。
敵対していた保安官補が味方に転じるという王道の展開で、物語としては素直に展開している。ただし、その展開がよくある展開ゆえにどこかこじんまりとした印象に収まってしまった。本来この作品に期待していたのは、「人間とは何か」や社会に対する問いを伴うスケールの大きな物語だったはずだが、ここにきて展開はローカルな事件劇に収束し、ややB級映画的なまとまりに見えてしまう。あと2話と考えると消化不良で終了し、続編へとなる懸念が強い。また今現在の展開だと、続編が気になって仕方ないとか、漫画で続きを追うという気にはちょっとなれそうにない。
そろそろ視聴辞めたいなーと感じた第10話の作為的な百合シーン優先の演出。そこから惰性でもう1話。
最後の方まで見てこれで視聴終了しようかなと思っていたが、最後の紫陽花の独白で、もう少し見ることを決めた。「家出するつもりはなかったが、来てくれたから決心した」という言葉に、れな子が駅に現れたことで「フリ」が「本物」の逃避行へ変わったというプロセスは、二人の間に友情を超えた何かが芽生えるための、理由付けが出来ていると感じた。こうした心理の揺れを丁寧に拾ったことで、自分が好む心の機微の変化を描く表現となり、この作品に対してもう一度期待を持てる回になった。
また、真唯のお手伝いさんが話に加わる事で、コメディ要素にも期待が持てそう。
単なるスポ根物としての高揚感だけではなく、才能と指導の関係を精密に描いた回だった。魚淵コーチは、その優れた観察眼で、いのりの中に眠っていた到達可能な領域を見抜くき、フォーム改善ではなく4回転を提案する。視聴者の意表を突くとともに、指導者としての洞察力といのりの才能の両方が垣間見れるよい描写だった。一方で司コーチは、かつての自分と同じく成功を願いすぎる危うさをいのり見て、「願いすぎるな」と制御を促す。才能の発見と同時に、その扱い方まで描かれることで物語に厚みが生まれている。そして4回転成功の場面では、それまでの積み重ねに音楽と演出が重なり、一気にカタルシスへと転化する。感情と技術、指導と選手の関係が噛み合った完成度の高い一話だった。